プジョー206シリーズの最高峰を極めたプジョー206RC
プジョー206RCの強化された走りと高級なインテリアに注目
プジョー206は、小型のハッチバック乗用車でフランスのプジョーが製造・販売しています。205の後継車種として、1998年9月に発表され、デザイン、とくに吊り目の顔立ちが人気を集めました。
206CC:プジョー 206CC206のカブリオレであり電動式のハードトップ仕様で、CC は、Coupe Cabrioletの略で、見かけは4人乗りだが、後部シートは非常用で狭く、大人が乗ることはできません。
206SW:プジョー 206SWワゴン・ボディの206です。SWとは、Sport Wagonの略ともStation Wagonの略とも、ユーザーに様々なイメージをもたせるネーミングです。サイドのリアドアが専用設計で、ドアノブがビラーに内蔵されています。
206RC:WRCのイメージを受け継ぐスポーティモデルで17インチのアルミホイールを履き、エアロパーツ標準装備です。日本では左ハンドルのMT仕様が販売されています。
206Cielo:Cielo=空という意味の通り、206ハッチバック車をベースに天井に大型サンルーフを装備したグレードで、2005年にラインアップされました。
プジョー206の中でもエンジンパワーの増大がRCの最大の見所です。プジョー206RC が搭載するユニットは、直列 4 気筒 2 リッターエンジン。最高出力はクラス最強の 130 kW(177ps)/ 7,000 rpm、最大トルクは、202 Nm(20.6kgm)/ 4750 rpm となっている。
メカクローム社の手による加工が施された専用のシリンダーヘッドをプジョー206RC が搭載する EW10J4S 型エンジンは採用。さらに、吸気側では、VVTシステム、デュアルモード吸気システム、モーター駆動式スロットルなどを採用。排気側では、4-1 タイプのエキマニと、デュアルエキゾーストパイプ、そして、EMITEC 社製の低背圧のメタル触媒まで付いてます。
これらのエンジン周りのチューンと、ギア比の変更により、プジョー206RC は プジョー206S16 に比べて、最高速で +10 km/h の 220 km/h 、0-100 km/h の加速は 1 秒速い、7.4 秒もの実力を誇る、クラス最強と言っても過言でないマシンに仕上がっている。
プジョー206RCの装備の特徴を見てみると、プジョー206RC専用に上質のバケットシートが使われている。ホールド性にすぐれた十分なクッションで、快適なドライビングが楽しめる。インテリアを見てみると、スエードが配されたドアパネル、レザーでトリムされたメータークラスターや、アルミ製のシフトノブ、ペダル類など、他のプジョー206シリーズとは比べ物にならない高級感を備え、シリーズトップモデルとしての十分な貫禄を備えている。
プジョー206 S16 Limited は、現行ラインナップから外れてしまったが、プジョー206RCとおよそ60万弱の価格差がある。もし、60万円払って吸排気やエンジンのチューニングを行っても、40psアップはなかなか難しいだろう。ボアアップ無しのNAエンジンをにそこまでパワーアップさせるのは容易なことではない。プジョー206RCのパワーだけ見ても、プジョー206RC はお買い得といえるだろう。これにホイール、タイヤ、専用シートをはじめとする各種装備類が加われば、さらに高額になるのは、間違いない。