フィアット

フィアット500 ルパン三世の愛車の新型がついに登場

フィアット500の登場を、一番待ち望んでいたのは本国のイタリアだろう。でも2番目は日本に違いない。アニメ映画「ルパン三世 カリオストロの城」(宮崎駿監督 1979年)がきっかけで、ルパン三世の愛車のとして有名になった。なお、「ルパン三世」スタッフの一人であり、以前、フィアット500の所有者であった大塚康生は、メルセデス・ベンツSSKより描きやすい事なども理由に、「ルパン三世 カリオストロの城」の監督である宮崎駿からこの作品でルパンの車に設定するよう指示を受けたそうだ。ちなみに、劇中のカーチェイスシーンでクラリスが乗ったシトロエン・2CVは宮崎の当時の愛車である。
イタリアで新型「フィアット500」が発表されたのは2007年7月4日、先代のフィアット500が発表された1957年から、ちょうど50年後にあたる。欧州ではすでに販売が始まっていて半年で16万台を受注し、2008年のカー・オブ・ザ・イヤーに選ばれ評判の車となっている。
日本では2008年2月22日、ついに新型フィアット500が発表され、3月15日から販売が始まる。今回販売するのは「フィアット500 1.2 8V ラウンジ」で、車両本体の希望小売価格(消費税込み)は225万円。エンジンは1240ccの直列4気筒SOHC8バルブで、最高出力51 kW(69ps)/5500rpm、最大トルク102Nm(10.4kgm)/3000rpmを発生する。ガソリンは無鉛ハイオク仕様だ。

★楽天でフィアットパーツを探すならここをクリック★



新型フィアット500のスッペック


フィアット500の変速機は、ATモード付き5速シーケンシャル・トランスミッションの「デュアロジック」でマニュアルミッションを基本にクラッチ操作とギアチェンジを自動化した形式で、トルクコンバーターを備えた一般的なATとは違う。
500は右ハンドル仕様で、ボディー形状は3ドアのハッチバック、ルーフには固定式のガラスルーフを装備する。ボディーサイズは全長3545×全幅1625×全高1515mm、ホイールベースは2300mmで車両重量は1010kg。標準のボディーカラーは白と青の2色で、オプションで水色、赤、黒メタリック、青メタリックもある。内装色は黒/アイボリーまたは青/アイボリーの2種類。
フィアット500は運転席ニーエアバッグを含む7個のエアバッグや、衝突時に乗員を拘束するダブルプリテンショナー式の3点式フロントシートベルトなどの安全装備を装備。フィアット500は「ユーロNCAP衝突安全テスト」で、最高ランクの5つ星を獲得したボディー を備える。
さらに特別限定モデルの「フィアット500 1.2 8V ラウンジSS」も200台限定で販売する。標準仕様車に、フロントフォグランプやクローム仕上げヒーテッド電動ドアミラー、ボディ同色サイドモール、フルオートエアコン、さらにリアパーキングセンサーの装備を追加したもので、車両本体価格は233万円だ。

★楽天でフィアットパーツを探すならここをクリック★



フィアット500の足回り、インテリア

新型フィアット500の全体のフォルムは先代フィアット500の多くのイメージを引き継いでいる。フロントマスク中央の赤いフィアットマークと左右のクロームモールも先代のフィアット500から受け継いだデザインだ。
フィアット500にはクローム仕上げの大振りの開閉ハンドルがリアのハッチゲートにはを備えられ、軽自動車規格より145mmだけ長い全長は3545mmで、フロントマスクのプレスラインも先代イメージを受け継いでいる。
固定式のガラスルーフを装備しているが屋根が開閉しないのはちょっと残念だ。とても美しい仕上がりのクローム仕上げのヒーテッド電動ドアミラーや「500」のマーク入りの15インチアロイホイールはタイヤは新型フィアット500の個性を現す。また、タイヤは185/55R15で、シート表皮はファブリックを使用し、リアシートは左右分割が可能だ。新型フィアット500の乗員定員は4名で、シフトレバーをインスツルメントパネル部に配置しているのが特徴だ。新型フィアット500ではスピードメーターが外周、タコメーターが内周の同軸一眼式メーターを採用し、メーター中央は燃料やトリップなどの各種インジケーターが配置されている。
「デュアロジック」はマニュアルシフトの他に、ATモードでも走行することが可能でエンジンは1240ccの直列4気筒SOHC8バルブの最高出力51kW(69ps。そしてリアシートは1:1の分割可倒式を採用。


★楽天でフィアットホイールを探すならここをクリック★


  • seo

アンチエイジング inserted by FC2 system